大好きな焼き芋

長野の家に来ると朝食には必ずキャベツと薪ストーブで焼いた焼き芋が定番だ。

生まれは文京区(旧本郷区)で昭和20年3月10日の東京大空襲を望見し家は5月に焼夷弾で焼失、命だけは助かりホームレスのような防空壕暮らしが始まった。

終戦時は小学2年だった、両新とも東京人のため田舎が無く食料の調達には苦労したようだ。

母親が焼け野原でサツマイモを作っていたが収穫のほとんどは街頭で販売していたため食べられるのは葉と茎に米がわずかに入った雑炊のような食事が主でたまに蒸かしたサツマイモが食べられるくらいだった。

成長してサツマイモを見るのも嫌だったが長野に家を建て薪ストーブを設置して思い出したように焼いて食したら改めて美味しさを実感して薪ストーブの季節が楽しい。

 

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